
それらのモッツァレッラは一度袋から出されており、青く変色していた。この事件は一人の女性からの電話でトリノ健康局の警察に通報され、当局は工場にて7万個のモッツァレッラを差し押さえた。これらの青いモッツァレッラは、イタリアの商社から発注されたドイツの工場から届いており、北イタリア全土のディスカウントショップに配送されていた。
今のところこの変色の原因については分かっていないが、少なくとも空気との接触が関係していると思われる。サンプルはすでに細菌検査機関とトリノにある病院の薬物検査機関に送付されており、検査結果がでるには数日を要するという。仮に毒物が発見された場合は刑事事件として調査する予定である。特殊警察は、すべての青いモッツァレッラは市場からはすべて押収されており、一般店舗の店頭で誤って購入する心配はないと発表している。
【2010年6月19日 堂 剛 blog.belgiappone.com】
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